ホテル
ベッドも鍵も「もてなしの設備」 ―ゲスト体験の質を高めるための投資とは
- 製品
- LINKEY Plus
- 台数
- 5台
- 導入時期
- 2024年
- 利用しているシステム
- AirHost

どのような事業を展開されていますか?
父の代からリフォーム事業の元請けをしており、2016年頃からは宿泊施設の改装にも携わるようになりました。その後、民泊市場の盛り上がりにあわせて、民泊の開業支援や運営代行業務を開始。現在では札幌を中心に、全国で約25棟・150室以上の宿泊施設をサポートしています。自社運営の宿泊ポータル「Taketo Stay」を通じた集客にも力を入れています。
宿泊施設運営で大切にしていることは?
ゲストの「宿泊体験」を第一に考えています。「ただベッドを置けばいい」という発想の民泊は長続きしません。 非日常感のある内装のデザインや家具・家電の選定、チェックイン前の最終点検など、細部までこだわった運営を常に心がけています。
民泊事業における課題はありましたか?
一番の課題は鍵の管理でした。物理鍵の場合は紛失のリスクがあるうえ、合鍵の作成もセキュリティやゲストの安心感という点で好ましくなく、対応に悩んでいました。
また、当社はスタッフの人数が限られているため、できるだけコストを抑える必要があります。業務の効率化を図りつつ、サービスのクオリティも維持したいと考えていました。
また、当社はスタッフの人数が限られているため、できるだけコストを抑える必要があります。業務の効率化を図りつつ、サービスのクオリティも維持したいと考えていました。

LINKEY Plus はどのように活用されていますか?
常駐スタッフがいない一部施設にLINKEY Plusを導入しています。物理的なカギの受け渡しが不要になり、非対面でもスムーズなチェックインを提供できるようになりました。 リアルタイム遠隔解錠ができるので、ゲストが操作に不慣れで入室できない場合もすぐに対応できます。LINKEY Plusを導入した物件とそうでない物件では、前者の方が明らかにお客様満足度は高いです。
当社が採用しているAirHostとの連携で、鍵の自動発行が実現でき、運営効率も上がりました。
今後の展望があれば教えてください。
世界的に有名なスノーリゾートであるニセコのオーバーツーリズム問題の一方で、近年は情報感度の高い訪日観光客が増えてきました。雑踏を避けてゆったりと雪国を満喫したいゲストのために、富良野エリアへの進出を検討中です。しかしあくまでも自社での品質管理が可能な範囲に限定し、宿のクオリティを保ちながら展開していく方針です。現地での拠点構築や、信頼できるパートナーの開拓などを進めていきます。

株式会社TOC
- 施設名
- メゾン大通東
- 住所
- 北海道札幌市中央区大通東4丁目1-14
- 運営形態
- ホテル
- 客室数
- 5室
- Booking.com
- 掲載ページ