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更新日:2026/10/08

QRコード式スマートロックとは?暗証番号式との違いと店舗・施設での選び方

Written byスマートロック「LINKEY」マーケティングチーム

店舗やレンタルスペース、宿泊施設へのスマートロック導入を検討するなかで、QRコードをかざして解錠する製品を見かけることがあります。
暗証番号を入力する方式と比べて、使いやすさや安全性にどのような違いがあるのか、気になる方もいるでしょう。

QRコード式には、番号を入力する手間を省ける利点があります。
ただし、予約客に一時的に鍵を渡す場合と、従業員が毎日使う場合では、必要な機能や案内方法も変わります。

この記事では、QRコード式と暗証番号式の違いを整理し、店舗・施設での使い方に合わせて製品を選ぶためのポイントを解説します。

まずは、この記事でわかる内容を簡単にまとめます。

この記事でわかること

  • QRコードで解錠する仕組み
  • 暗証番号式との操作や安全対策の違い
  • 導入前に確認したい製品仕様と鍵の管理方法

※本記事は一般的な運営課題の整理を目的としており、特定の製品や運営方法を保証・推奨するものではありません。製品仕様に関する記述は2026年10月時点の公開情報に基づきます。

1.QRコード式スマートロックとは?解錠までの流れ

QRコード式スマートロックは、QRコードを鍵として使う仕組みです。
この記事では、利用者が持つQRコードを、ドア側の読み取り機(リーダー)にかざして鍵を開けるタイプを紹介します。

利用者は、施設側から受け取ったQRコードをスマートフォンなどに表示し、リーダーにかざします。
そのコードで解錠できることが確認されると、鍵が開きます。

製品や設定によっては、紙に印刷したQRコードも利用できます。
スマートフォンでの表示方法や、紙でも使えるかどうかは、候補製品の説明で確かめましょう。

2.QRコード式と暗証番号式のメリット・注意点を比較

大きな違いは、利用者がドアの前で行う操作です。読み取りやすさや安全対策は製品によっても異なります。
次の表では、使い方の違いと、比較するときに確認したいことをまとめました。

比較項目 QRコード式 暗証番号式
解錠時の操作 画面に表示したコードや、製品が対応していれば紙に印刷したコードをかざす 案内された番号を入力する
現地で試したいこと コードを無理なくかざせるか、読み取りやすいか 数字が見やすいか、入力しやすいか
鍵情報の扱いと安全対策 コードの転送・複製への対策 番号の共有、のぞき見・指紋跡への対策

コードをかざす操作と、番号を入力する操作

QRコード式では、暗証番号を一桁ずつ入力する必要がありません。
番号の打ち間違いを避けられる一方、利用者は受け取ったコードを探し、リーダーで読み取れるようにかざす必要があります。

初めて訪れる利用者には、QRコードを画面に表示する方法や、リーダーのどこにかざすかを伝えておくと迷いにくくなります。
紙のコードに対応した製品なら、受付で印刷して渡す方法も選べます。

暗証番号式は、番号が分かれば入力して解錠できます。
番号を覚えている場合や紙に控えている場合には、ドアの前でスマートフォンを操作せずに使えます。
ただし、メールなどを開いて番号を見る場合は、暗証番号式でもスマートフォンを使う場面はあります。

「かざす」「入力する」という操作だけでなく、届いた案内からコードや番号を見つけるまでに、手間や分かりにくさがないかも比べてみましょう。

読み取りやすさと番号の入力しやすさ

使いやすさは、設置する場所で実際に操作して確かめましょう。
QRコード式では、リーダーがコードをかざしやすい高さにあるか、どのくらいの距離や角度で読み取れるかを試します。
画面の明るさや光の反射によって、読み取りにくくならないかも見ておきましょう。

暗証番号式も、夜間に数字が見えるか、番号を入力しやすいかを実際に試しましょう。

屋外への設置を検討する場合は、どちらの方式も、防水性能に加えて雨が直接当たる場所で使用できるかが重要です。
機器の上を覆う小さな屋根「庇(ひさし)」など、雨よけが必要かも提供会社に尋ねましょう。

指紋跡・のぞき見・コードの共有にはどう備える?

安全性は、解錠方式だけでなく、製品の機能や鍵情報の管理方法によって変わります。

暗証番号式では、パネルに残った指紋跡から、使った数字を推測されないか気になる方もいるでしょう。
候補の製品でどのような対策ができるか、提供会社に尋ねてみてください。

入力中ののぞき見への対策として、LINKEY Plusには、本来の暗証番号の前に任意の数字を入力できる「覗き見防止機能」があります。

QRコードも暗証番号も、利用者がほかの人に送ったり伝えたりすると、その人に使われるおそれがあります。
利用者には、施設の利用メンバー以外にコードや番号を共有しないよう案内しましょう。
万が一、利用メンバー以外に渡ってしまった場合に備え、そのコードや番号の利用を停止し、新しく発行し直せるかも提供会社に確認してください。

3.店舗・施設への導入前に確認したいこと

製品を選ぶ際は、利用者の操作に加えて、施設側で鍵をどう管理するかも考えましょう。
予約に合わせた鍵情報の発行や遠隔操作ができるかは、製品と連携するシステムによって異なります。

誰に、いつまで使える鍵を渡すかを決める

まず、誰に鍵を渡し、いつまで使えるようにするかを決めます。
例えば、レンタルスペースの予約客なら予約時間、宿泊客なら滞在期間に合わせます。
設定した期限が来ると自動で使えなくなるか、管理者による停止操作が必要かも確認しましょう。
操作が必要な場合は、誰がいつ行うかを決めておきます。

店舗の従業員や清掃スタッフには、開店前や利用者の退出後にも使える鍵が必要になることがあります。
利用者とスタッフに別々のコードや番号を発行し、必要に応じて個別に利用を停止できるかを調べましょう。
必要な人数分を登録できるかも、製品を選ぶ際のポイントです。

予約に合わせて鍵情報を自動で発行・通知したい場合は、予約・会員管理システムやPMS(宿泊管理システム)との連携内容も重要です。
対応するサービス名だけでなく、どの作業まで自動で行われるかを提供会社に尋ねてください。

予約時間の変更や、コード・番号の利用を停止する操作を、提供会社に実演してもらいましょう。
管理者に必要な作業と、変更後の設定で鍵を使えるようになるまでの時間を確かめてください。
利用を停止する場合は、そのコードや番号で鍵が開かなくなるまでの時間も確認しましょう。

インターネット接続が必要になる場面を確認する

導入前には、次の場面ごとに、利用者のスマートフォンや施設側の機器にインターネット接続が必要かを確認しましょう。

  • 鍵情報を発行し、利用者へ届けるとき
  • 利用者がコードや番号を表示するとき
  • 現地で解錠するとき
  • 遠隔で設定を変更し、施錠・解錠履歴を見るとき

接続が途切れた場合に、どの機能が使えなくなるかも重要です。
現地で鍵を開けられるかに加え、設定を変更したり、履歴を見たりできるかも提供会社に尋ねましょう。

実際の利用手順と、解錠できないときの対応を試す

導入前には、利用者へ送る案内を使って、鍵情報の受け取りからドアを開けるまでを試しましょう。
操作に慣れた担当者だけでなく、初めて使うスタッフにも試してもらうと、説明が足りない箇所を見つけやすくなります。

あわせて、コードを表示できない、番号が分からない、機器が動かない場合にどうするかを決めます。
紙のコード、別の解錠方式、鍵穴に差し込んで使う非常用の鍵など、使える手段は製品や設置方法で異なります。

例えば、同じ機器でQRコードと暗証番号を併用できても、機器の故障によって両方とも使えなくなる場合があります。
コードを表示できない場合の備えと、機器が動かない場合の備えは分けて考えましょう。

営業時間外にも利用する施設では、連絡を受ける担当者や、現地へ向かう担当者も決めておくと、問い合わせを受けてから対応に迷いにくくなります。

4.まとめ|利用者の使いやすさと、施設側の管理のしやすさで選ぶ

QRコード式はコードをかざし、暗証番号式は番号を入力して解錠します。
使いやすさは、ドアの前での操作だけでなく、鍵の渡し方や設置場所、利用者への案内によっても変わります。

自分の店舗・施設で誰がいつ鍵を使うのかを整理し、案内の受け取りから解錠までを試してみてください。
利用終了後の管理や、解錠できない場合の対応まで見ておくと、店舗・施設に合う製品を選びやすくなります。

QRコード式スマートロックについてよくある質問(FAQ)

最後に、複数人への鍵の渡し方と、導入時に必要な機器について、よくある質問をまとめました。

Q1. 同じ予約の利用者が別々に到着する場合、QRコードはどう渡せばよいですか?

それぞれが到着時にコードを提示できるよう、事前に渡しておきましょう。
利用者ごとに発行できるか、同じコードを複数人で使えるかは、製品によって異なります。

時間とともに表示が変わるコードなどは、画像を転送しても使えない場合があります。
利用する製品で可能な渡し方を確認し、代表者がその場にいなくても鍵を開けられるよう案内してください。

Q2. QRコードリーダーは、店舗・施設のドアに後付けできますか?

後付けできるかは、ドアや取り付けられている錠前の種類によって異なります。
リーダーを取り付けるだけで鍵が開くわけではなく、読み取った情報に応じて鍵を動かす機器との接続や連携が必要です。

設置を検討している場所のドアと錠前の写真を提供会社に送り、取り付けられるか相談しましょう。
部品の交換や機器の追加、配線・電源工事が必要かも、あわせて確認してください。

予約との連携や、実際の施設での使い方を知りたい方へ

暗証番号の発行・通知を予約に合わせて自動化したい方や、ほかの施設での使い方を参考にしたい方は、以下もご覧ください。

▶ LINKEYのシステム連携について

予約システムと連携した鍵管理の仕組みを紹介しています。

▶ LINKEYの導入事例を見る

宿泊施設や時間貸しスペースなどでの活用を紹介しています。

暗証番号式のスマートロックを検討している方へ

LINKEYの製品仕様や料金、活用事例をまとめた資料をご用意しています。
ご自身の店舗・施設で必要な機能や、導入費用を検討する際にお役立てください。

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参考資料

スマートロック「LINKEY」マーケティングチーム

この記事の著者

スマートロック「LINKEY」マーケティングチーム

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私たちは、
「スマートロックを売る」ことよりも先に、
運営の仕組みや判断の考え方を整理することが大事だと考えています。

現場の声や実例をもとに、
導入するかどうかを決める前の段階でも
安心して判断できる材料を積み重ねていきますので、
気になるテーマがあれば、ぜひ参考にしてみてください。

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