地域の手仕事が息づく場として形になった宿 人手を最小限にした設計が、運営を静かに支えている
- 製品
- LINKEY Plus
- 台数
- 1台
- 導入時期
- 2025年
- 利用しているシステム
- Finelife
どのような事業を展開されていますか?
不動産を軸に、ゴルフスクール事業やASEAN進出支援など、特定の領域に絞らずプロジェクトベースで事業を行っています。
共通して大切にしているのは、時間の使い方をデザインするという考え方です。
千葉県につくった一棟貸し宿「漁港の宿 月光浴」もその延長線上にあり、自分自身がセカンドハウスとして使いたい場所を形にしたのが始まりでした。
宿泊施設を人が常駐しない形で運営しようと考えた理由は?
他の事業も並行しているため、物理的に現地対応ができません。
だからこそ、最初から施設が自走する仕組みを作る必要がありました。
チェックイン対応や鍵の受け渡しに人が介在する運営は現実的ではなく、省人化した運営は前提条件でした。
LINKEY Plus 導入検討のきっかけは?
人が常駐しない運営の仕組みを調べる中で、HOTEL SMARTを検討していました。
その流れでLINKEY Plusを紹介され、鍵についても本格的に検討を始めました。
他社製品も含め、評判や価格、仕様を整理しながら比較しました。
導入の決め手は何でしたか?
暗証番号入力で解錠できる点と、万が一のときに物理鍵という開錠方法がある点です。
ネットワークや電池のトラブルはゼロにできませんが、電池さえあれば番号で開けられる設計は、人が常駐しない運営を考えるうえでの大きな安心材料でした。
ランニングコストのバランスも含め、総合的に判断しました。
LINKEY Plus はどのように活用されていますか?
ゲストは事前に案内した暗証番号で入室します。
清掃スタッフも同じく暗証番号を使って入室しており、鍵の受け渡しは発生しません。
操作履歴が確認できるため、遠隔でも状況を把握できています。
今のところ、鍵に関するトラブルは起きていません。
建物の設計段階でドアとあわせて取り付けたため、導入にあたって大きな負担はありませんでした。
今後の展望があれば教えてください。
自分自身が宿泊施設を増やしていく予定はありません。
ただ、「月光浴」のような形で何かをやってみたい、という相談を受けることは増えてきました。
「月光浴」では、省人化した運営の仕組みを整えることで、自分が現地にいなくても成り立つ状態をつくっています。
その余白があるからこそ、地域の大工さんに家具をつくってもらったり、地元の人たちと関係を築いたりと、「宿をどう使うか」を考える時間が生まれました。
地域でつくったものを地域で使う。その考え方を実際の場として形にできたのが「月光浴」だと思っています。
今後は、こうした考え方や仕組みを、自分で広げるというよりも、必要としている人に伝えたり、手伝ったりする形で関わっていけたらと考えています。

Drop in Style(株式会社JGA)
- 施設名
- 漁港の宿 月光浴
- 住所
- 千葉県南房総市和田町和田564
- 運営形態
- 一棟貸し宿
- 施設サイト
- https://gekkouyoku.net/
- 企業サイト
- https://naoseemo.com/
- 取材時期
- 2026年1月
▶ この事例の背景にある考え方は、こちらの記事で整理しています。
