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通信は安定する?|LINKEY Plusのゲートウェイの役割と設置の考え方

- 「玄関の近くにコンセントがないと設置できない?」
- 「本体にWi-Fiは入っていないの?」
- 「通信が切れたら締め出される?」
LINKEY Plusの導入を検討されている方から、よくいただく質問です。
スマートロックは、通信機能を使って管理するケースも多いため、通信の仕組みが分からないと不安に感じるのも無理はありません。
この記事では、LINKEY Plusのゲートウェイ(中継機)の仕組みと設置の考え方について解説します。
- ゲートウェイは何をしている機器なのか
- 通信が切れたらどうなるのか
- どこに設置すればよいのか
といった疑問に、できるだけ分かりやすくお答えします。
※ 技術仕様の詳細ではなく、「仕組みの考え方」を中心に解説します。
※ 本記事は一般的な運営課題の整理を目的としており、特定の製品や運営方法を保証・推奨するものではありません。
この記事はこんな方におすすめです
- LINKEY Plusのゲートウェイの役割を知りたい
- 玄関にコンセントがなくても設置できるか確認したい
- 通信が切れた場合の動作を知っておきたい
LINKEY Plusでゲートウェイが使われる理由
LINKEY Plusでは、鍵本体と通信機能を分ける設計になっています。
その理由はシンプルで、「電池で動く鍵」と「インターネット通信」を両立させるためです。
スマートロックはドアに設置するため、基本的に電池で動きます。
もし本体がWi-Fi通信を常に行うと、
- 電池消費が大きくなる
- 通信の安定性が落ちる
- 停電や通信環境の影響を受けやすくなる
といった問題が起こりやすくなります。
Wi-Fiは消費電力が大きいため、電池式の機器では電池寿命が大幅に短くなる傾向があるほか、通信状況によって動作が不安定になる可能性もあります。
そこでLINKEY Plusでは
- 本体:鍵の操作を担当
- ゲートウェイ:インターネット通信を担当
という役割分担にしています。
これにより
- 電池寿命
- 通信安定性
の両立を実現しています。
1|ゲートウェイとは?(通信の仕組み)
LINKEY Plusの通信構造は次のようになっています。
LINKEY Plusの通信構造(役割分担のイメージ)

Web管理ツール
↓ インターネット
ゲートウェイ(Wi-Fi)
↓ 無線通信(Z-Wave)
LINKEY Plus本体
つまり
- 本体:鍵の開閉操作
- ゲートウェイ:インターネット通信
という役割です。
暗証番号の発行や遠隔操作などは、このゲートウェイを経由して行われます。
LINKEY Plusの解錠方法やWeb管理ツールなど、基本的な使い方をあわせて確認したい方は、こちらの記事もご覧ください。
2|通信が切れたらスマートロックはどうなる?
「通信が切れたら鍵が開かなくなるのでは?」という心配をされる方も多いですが、通信が切れても鍵としての基本機能は使えます。
暗証番号やICカードの情報は、ゲートウェイではなく本体に保存されているためです。
通信状態ごとの動作
| 状態 | できること |
|---|---|
| 通信正常 | 遠隔解錠 / 暗証番号発行 / 履歴確認 |
| ゲートウェイ通信断 | 暗証番号解錠 / ICカード解錠 |
| 完全オフライン | 暗証番号解錠 / ICカード解錠 |
このように、万が一通信が不安定になっても現地での鍵操作には影響しません。
つまり、通信が切れても現地で鍵が開かなくなることはありません。
ゲートウェイは「遠隔管理のための通信装置」と考えると分かりやすいでしょう。
スマートロック運用時のトラブルや、安定運用の考え方については、以下の記事でも整理しています。
なお、LINKEY Plusにはゲートウェイを使わず、本体のみで利用する運用もあります。
ただし遠隔管理や暗証番号のオンライン発行を行う場合は、ゲートウェイを使用するリモート運用が一般的です。
LINKEYの仕組みや運用については、下記のシリーズでも詳しく解説しています。
▶ LINKEYの使い方・説明書まとめ|初期設定から鍵管理・トラブル対応まで解説
ここまで読んで「自分の施設でも設置できるのか知りたい」と思われた方は、設置環境の簡単な確認も可能です。
- ドアの位置
- Wi-Fiルーターの位置
- 簡単な間取り図(手書きでも可)
などをお知らせいただければ、設置の目安をご案内します。
ここまでのポイント
- ゲートウェイは遠隔管理のための通信機器
- 通信が切れても暗証番号やICカードで解錠できる
3|ゲートウェイはどこに置けばいい?
最も多い質問が「玄関の近くにコンセントがないと設置できないのでは?」というものです。
必ずしも玄関の真横に設置する必要はありません。

設置の目安
目安としては
- ドアから直線距離 5m以内(3m以内を推奨)
- 遮るものが少ない場所
です。
3m以内であれば安定して通信できるケースが多く、5m以内であれば設置できる可能性がある目安となります。
ただし通信状況は
- 建物構造
- 電波環境
によって変わるため、事前に通信可否の目安を確認することをおすすめします。
迷う場合は、図面や設置予定位置をお送りいただければ目安をご案内できます。
通信に影響するもの
通信は壁をある程度通過しますが、次のようなものは通信に影響する場合があります。
- 金属
- 鉄筋コンクリート
- 大型家電
実際の通信状況は建物の構造や環境によって変わるため、設置場所を多少調整することもあります。
玄関にコンセントがない場合
玄関にコンセントがない場合でも
- 廊下
- 玄関近くの部屋
- 棚の上
などに設置されているケースは多くあります。
また、延長コードでの設置も可能です。
実際の設置例
次のような場所に設置されているケースがあります。
① 基本パターン
もっとも一般的な、玄関まわりやゲートウェイの近くに設置する方法です。
- 玄関近くのコンセント
- シューズボックス上
- 廊下コンセント
② 応用パターン
条件によってはこのような方法もあります。
- 玄関近くの壁
- 室内扉の上部
- 天井裏配線(玄関付近の天井点検口の裏など)
天井裏への設置は見た目をすっきりさせたい場合に選ばれることもありますが、天井の材質や厚さ、電波状況によって適否が分かれるため、事前の確認がおすすめです。
③ 注意が必要なケース
- 電波が届きにくい構造
- 配線が難しい場合
判断が難しい場合は、まずご相談ください。
見た目やいたずらが気になる場合
施設によっては
- 配線が目立つ
- ゲストに抜かれないか
といった点を気にされることもあります。
その場合
- 棚の上や家具の裏に設置
- コンセントカバーの使用
- 「備品です」などの表示
といった工夫をされているケースもあります。
詳しい設置手順については、下記のサポートサイトをご参照ください。
ゲートウェイの設置場所とあわせて、そもそもスマートロック本体が取り付けられるかどうかも確認したい方は、こちらの記事をご覧ください。
4|通信の安定性を重視した設計
スマートロックの通信で重要なのは、速さよりも「確実につながること」です。
実際の運用では
- チェックイン前の暗証番号発行
- 鍵状態の確認
- 管理画面からの操作
などが中心になり、数秒単位の速度よりも安定して通信できることが重要になります。
そのためLINKEY Plusでは、
- 本体:低消費電力通信
- ゲートウェイ:インターネット通信
という構造で、安定した運用を重視した設計になっています。
LINKEYの開発背景については、こちらの記事でも紹介しています。
5|よくある質問(FAQ)
LINKEY Plusのゲートウェイについて、導入検討中の方からよくいただく質問をまとめました。
Q1. LINKEY Plusはゲートウェイがないと使えませんか?
LINKEY Plusはゲートウェイがなくても、暗証番号やICカードによる解錠など基本的な鍵操作は可能です。
ただし、以下のような機能を利用する場合はゲートウェイが必要になります。
- 外出先からの遠隔操作
- アクセス履歴のリアルタイム確認
- 暗証番号の発行・管理(日時制限の設定を含む)
- PMSなど外部システムとの連携
特に、暗証番号に利用期間の制限を設定できる点は、宿泊施設やレンタルスペースでの無人運営において大きなメリットです。
そのため、宿泊施設やレンタルスペースなどの遠隔運営を前提とする場合は、ゲートウェイの併用が一般的です。
遠隔操作や暗証番号の管理、アクセス履歴の確認については、Web管理ツールの使い方を整理した記事でも詳しく解説しています。
Q2. ゲートウェイは玄関の近くに置かないといけませんか?
必ずしも玄関の真横に設置する必要はありません。
目安としては
- ドアから直線距離5m以内(3m以内を推奨)
- 遮るものが少ない場所
に設置することが推奨されています。
ただし通信状況は建物の構造や電波環境によって変わるため、設置場所は個別に確認するのが確実です。
Q3. 通信が切れたらスマートロックは開かなくなりますか?
通信が切れても、暗証番号やICカードによる解錠はスマートロック本体のみで動作します。
暗証番号やカード情報は本体に保存されているため、通信が不安定になっても現地での鍵操作には影響しません。
ゲートウェイは遠隔管理のための通信機器と考えると分かりやすいでしょう。
Q4. ゲートウェイは延長コードで設置しても大丈夫ですか?
基本的には問題ありません。
ただし
- 通行の妨げにならない場所に設置する
- 電波環境に影響が出ない位置に設置する
といった点に注意が必要で、事前に確認することも可能です。
Q5. ゲートウェイとWi-Fiルーターが遠い場合でも使えますか?
ゲートウェイはWi-Fiルーターと接続するため、Wi-Fiが届く場所に設置する必要があります。
ルーターとの距離や建物構造によって通信状況が変わるため、設置場所は個別に確認することをおすすめします。
設置環境が不安な場合は、間取り図やルーターの位置をお知らせいただければ設置の目安をご案内できます。
Q6. ゲートウェイは盗まれたり、ゲストに抜かれたりしませんか?
可能性はゼロではありませんが、現場では次のような対策をされているケースがあります。
- 「備品です」などのテプラ表示を貼る
- 触れないようにケースで保護する
- 棚の上など目立たない場所に設置する
施設の状況に応じて設置場所を工夫することで対応できます。
Q7. ゲートウェイ1台で複数のスマートロックを管理できますか?
LINKEY Plusでは、基本的に1台の本体につき1台のゲートウェイを使用します。
複数の鍵をまとめて管理する施設の場合は、複数台の接続に対応した「LINKEY Pro」という製品もあります。
Q8. ゲートウェイの大きさや設置方法を知りたいです。
ゲートウェイは小型の通信機器で、室内のコンセント付近や棚の上などに設置されることが多いです。
サイズや設置方法の詳細については、公式サポートページで紹介しています。
6|台数が多い施設の場合
複数の鍵をまとめて管理したい場合や、中〜大規模施設での導入を検討している場合は、LINKEY Proという選択肢もあります。
物件数や規模によって適した機種が変わるため、検討の際はご相談ください。
設置環境セルフチェック
「自分の施設でも設置できるのか」を確認したい場合は、設置環境のセルフチェックも可能です。
次のポイントを確認してみてください。

- ドアから5m以内に設置できそう(3m以内を推奨)
- 間に金属製の扉や厚い壁がない
- Wi-Fiルーターが同じ階にある
- コンセントが確保できる
もし判断が難しい場合は、専門スタッフが設置環境を簡易的に確認することもできます。
まとめ|ゲートウェイは遠隔管理を支える通信機器
LINKEY Plusでは
- 本体:鍵操作
- ゲートウェイ:インターネット通信
という役割分担によって、
- 電池寿命
- 通信安定性
の両立を実現しています。
遠隔管理を行う場合は、このゲートウェイが通信を支える役割を担っています。
設置場所に不安がある場合はご相談ください
ゲートウェイは設置環境によって通信状況が変わるため、
- Wi-Fiルーターの位置
- ドアとの距離
- 簡単な間取り図(手書きでも可)
などをお送りいただければ、設置の目安を簡易的にご案内します。
